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WHITE ALBUM2 感想

WHITE ALBUM2

タイトル:WHITE ALBUM2
メーカー:Leaf
発売日:2010年3月26日・2011年12月22日
ジャンル:AVG

関連記事 ①千晶√感想  ②小春√感想

DL版で安価に遊べるようになったので是非。
WHITE ALBUM2 DMM独占販売ページ http://www.dmm.co.jp/digital/pcgame/-/detail/=/cid=aquap_0005/



ものすごい時間をかけてプレイしました。まだプレイしてない奴はこんな記事読んでないでヤレ、というゲーム。
私自身、相当時間無理してプレイしちまったんですが。明日もいろいろ怒られてきます。

感想、と言っても感想記事書きたい二人は既に書いたので、残りのかずさ√・雪菜√の感想と、総合的な感想を。
シナリオS+★★★★★批評できる物じゃない。口出しさせてもらえない。ただただ、丁寧。
原画・CGB+★★★★☆立ち絵に少々の不満。でも肝心のシーンは良いから許す。
背景・演出   A+★★★★★背景はよし。演出は最高。こんな揺さぶられる演出って無いよ。
音楽A★★★★★いいです。しつこいというか臭いのも、乗っけられるような巧さ。

エロゲ批評空間では100点付けて来ますね。これほどのゲームを8000円で買えるんだぜ? 






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結局私が好きなキャラは千晶だったりして、かずさ派雪菜派とか言ってる方々ほど感情移入できてないかもしれないのが、また何とも言えない所ですが。でも、最後まで本当に味わわせていただきました。

①coda-雪菜ルート-
先にプレイしたのがこちらです。最後はやっぱ一番好きなルートで終わらせたいから、と通過儀礼的な気持ちでプレイしたのですが。さすがのこのゲーム。結末だけ変えるなんて安易で安っぽいルートなんか作ってませんね。

こちらは要は3人が3人でいる、雪菜が思い描いた幸せのルートだと思うのですが。まぁ雪案ルートですし。
いくら春希がかずさを説得しようとしても、こちらは雪菜ルート。主人公は雪菜を選んでいる訳で、かずさルートで選ばれる、かずさ自身の思い描く幸せとは別のもの。だから、主人公とかずさ二人では、絶対にかずさは幸せにはなれないんですよね。だから最後は、雪菜がかずさを夢に連れ込む、3人のEDになる、と。
まぁ、いいんじゃないでしょうか。


『coda』自体が雪菜ED(C.C.)の結果ですし、要はこちらはそのEDの続き。2人EDの後の、3人のED。
雪菜という人物自体、弱くもあり強くもあり、究極に良い人だし、最低の人間でもあり。他の言葉の感想を借りると、まるで呪いのような人物ですが。それがその作品の、この人物のすごい点かと思います。キャラ原案表にかけるような、"キャラクター"ではなく。いくつもの矛盾を持っている人、つまり人間として描かれている訳です。

彼女自身が、自分の良心、友情、そして恋心の中でいくつもの矛盾を抱えている。そんな人物でした。

でも、私はI.C.の最後で雪案との仲は終わったのだと思ったので、雪菜が引きずる事はあっても主人公やまで引きずっている、というのはあまり理解できたものではありませんでしたね。抱きついた時点で覚悟を決めたのだと思ったのですが。どうやらそうでなく、覚悟も何もない、自分の想いの片方があふれ出ただけだったみたいですね。

私は雪菜が嫌いなのですが、このゲームはプレイヤーに感情移入させてくれない、一切の介入を与えない奴でした。プレイヤーがいくら雪菜を嫌悪しても、主人公はどうしようもなく雪菜も好きだし。かと言って、第三者である事も許してくれない。いつまでもプレイヤーはスタンドみたいな立ち位置のまま、この苦しくも恐ろしく丁寧に書かれた物語を見せられる訳です。何も言わせてくれないけれど、最高のゲームですね。


②coda-かずさルート-
そして最後にプレイしたのが、こちらのルート。かずさの求める幸せのルート。それは雪菜と二人で春希を共有したり、誰かが二人と共にいない幸せで。春希はこのルートで、自分一人で作り出せる幸せが誰か一人を幸せにするものだけなのだと気づきました。他のルートは全て、気づく前に雪菜が事を済ませていたように思います。

このルートでは雪菜は絶対に春希を諦めようとしない(婚約までされたんだから当然だけど)し、かずさの事も諦めようとはしません。だって、それが雪菜の思い描いた幸せなのですから。

でも、雪菜ルートとは違い。選ばれなかった方は他の幸せを選ぶもなく。究極の自己矛盾と対決させられた訳で。
春希はその全てを逃げる事なく捨てたのですね。


私はこのルートが好きなのですが、ひとつ分からないのが、最後と関連する描写全て。
交通事故に合ったけど黙っていた、なんて要素は無くても良いですし、死んだのかどうかはプレイヤーに委ねられているのだと思いますが。最後の弾き語りの前後との関連性の無さから、まぁそうなのでしょう。

別に私は、死んだ、もしくはそう思わせる事を批判してる訳でなく。単に必要性がわからないのです。
何故最後はかずさのCGで終わってくれないのか。何故最後まで雪菜を呪いの如く出し、そしてプレイヤーに引きずらせるのか。「だってこれは、プレイヤーに苦痛を強いるゲームだから」なんて言ったら簡単ですが。

きっとこの事は、追求するものではないのでしょう。交通事故や死んだか否かなんて関係がなく。あの最後は、雪菜があの後も歌を捨てなかった、春希の事を好きだった事を示すものなのでしょう。


結局、最後までプレイヤーの意志の介入を許さないゲームでした。まるで触るなとでも言うように、究極にまで構築され尽くされ、そして完成されたシナリオの前で、プレイヤーは最後まで嫌だ嫌だと自分からする訳です。

でも、同時にどうしようもなく呑み込まれてしまうのです。このゲームに。全ては、このゲームのシナリオがただただ素晴らしいからです。登場人物を完璧に配置し、ひとつの世界を作ってしまっているのです。

これは5年やそこらの内の最高傑作なんかじゃない。もう二度とこれに並ぶゲームだと作れないのです。
そもそも同じゲームなんて一つも存在しない訳で、比べる事自体本来不可能なのです。
このゲームはそんな当たり前の事を我々に見せ付ける、固有にして最高のゲームなのです。


③結局何が言いたいのか
なし崩し的に言いたい事はかずさルートの部分で書いてしまったのですが。
いや、本当に素晴らしい、すごいゲームでした。いや、安いですよ。2万円くらい払ってもよかった、そんな気分です。魔法も秘密結社も前世からの因縁もない、現実世界のゲームですが。いや、なんて人生は面白いのだろう。

キャラクターがただ恋するだけの、ただただ甘くてエロいゲームでなく、ひたすらプレイヤーを鬱へと誘う、実はすごく安易なゲームでもなく。ましてや、病気のヒロインや弱く儚いヒロインとの、泣かせ演出でプレイヤーにエンジンをかけようとする糞ゲーでもなく。ひたすらに丁寧に人間を書いたゲームなのですよね。

こんなゲームが欲しかった。こんなエロゲーが欲しかった。
これをコンシューマに移植なんて絶対に許さないし、アニメ化なんてもっての他。そんな下手な倫理観に晒されちゃ、いけないんですよね。誰にも何にも障る事を許さない、それくらいに完璧なゲームでした。
[ 2012/03/05 19:56 ] Ka_Mizuki | TB(0) | 記事へコメント(0)
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